こんにちは!
有楽町駅・東京駅から徒歩数分、
東京都千代田区丸の内の新東京ビル歯科クリニックです。
今回は、日々のオーラルケアで最も重要な「歯磨き」についてお伝えします。
歯磨きの目的
歯磨きの最大の目的はプラークを落とすことです。プラークとは生きている細菌の塊のことを指し、虫歯や歯周病などの原因となります。乳白色で歯と同じような色をしていて、舌で触るとザラッとした感触が荒れば、それはプラークということになります。さらに水に溶けにくく、歯の表面に粘着しているため、うがいでは落とすことはできません。歯磨きをすることで、プラークを取り除き虫歯や歯周病などにならないようにすることが大切です。
プラークのつきやすいところは、「歯と歯の間」「歯と歯ぐきの境」「かみ合わせ面」「歯並びがでこぼこしている所」「生えかけている歯」であり、こちらは特に注意して歯磨きを行うことが大切です。これらの部分に毛先が届くように意識しましょう。
歯磨きの3つのポイント
歯磨きには「毛先の当て方」「力加減」「動かし方」の3つのポイントがあります。
毛先の当て方
1つ目の「毛先の当て方」ですが、歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間にきちんとあてることを大切にしましょう。そして歯並びに合うように歯ブラシを動かすようにしましょう。そのためには、自分で自分の歯並びを理解することが必須になります。また、効率的にプラークを取り除くためには毛先が整った歯ブラシを使う必要があり、毛先が開いた歯ブラシは交換するようにしてください。
力加減
2つ目の「力加減」ですが、強い力で動かすと、歯ブラシの毛先が広がりやすくなってしまいます。また、歯ぐきを傷つけてしまうおそれもあるため、やはり軽い力で動かすことが大切です。
動かし方
3つ目の「動かし方」ですが、小刻みに動かすことが大切です。1~2本ずつ磨くこと、そして1箇所を20回以上磨くことにより、綺麗にプラークを取り除くことができるようになります。
そして、歯磨きは回数も重要で、1日に2回以上は丁寧に歯磨きに取り組んで歯垢を落としましょう。虫歯や歯周病を予防するためには、定期的に歯垢をしっかり落とすことが最も大切になります。忙しい場合でも、せめて1日1回は、丁寧に歯磨きを行いましょう。また、就寝中は唾液の分泌が少ないために、細菌が繁殖しやすく、就寝前には時間を掛けて念入りに歯を磨くことが重要になります。忙しい場合もあるので、しっかり歯を磨く余裕があるときに取り組むことで、口内に歯垢が溜まることを防げます。
是非、毎日の歯のお手入れの参考にしてください!
院長のご紹介
早速 晴邦
<略歴>
東京歯科大学 卒業
東京慈恵会医科大学医局入局
導和歯科医院 勤務
新東京ビル歯科クリニック 勤務
医療法人社団 輔珊会 理事長就任
<受賞>
東京都知事感謝状
東京都功労者表彰
厚生労働省表彰
アクセス情報
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